sunday58

ジャズCDと日々の生活

2021-01-01から1年間の記事一覧

ひがしずむ

今日の一枚は Nguyen Le / The dark side of the moon 言わずと知れたピンクフロイドのアルバムをジャズ周辺のミュージシャンで再現したトリビュートアルバムです。ロックのアルバムをトリビュートすることは最近では多いですがこの超が付く名盤になると恐れ…

すずめのき

今日の一枚は Kevin Hays / North ピアノ ケビンヘイズ ベース ロブホスト ドラム グレッグジョゼフ のピアノトリオでオリジナル中心にスタンダードやジャズクラッシックを取り混ぜています。 一曲目のパーカーのScrapple from the appleからひんやりとした…

捨てたもんじゃない

今日の一枚は Cory Weeds / Live At Frankie’s Jazz Club 気になるライブ盤をリリースしていますCellar Liveですがこのレーベルのオーナーでもあるアルト奏者のコリーウイードのアルバムです。 モーガンやマクリーンのナンバーを2管クインテットでバリバリ吹…

はるもちかいか

今日の一枚は Peter Beets / Blues for the date 2009年 オランダ アムステルダム 録音です。ジャズオーケストラ オブ ザ コンセルトヘボウという長〜い名前のバッグバンドとジャズピアニストのピータービーツのめちゃくちゃ熱いライブでもともとバッグバン…

ふってもはれても

今日の一枚は Kenny Drew / Trio Come Rain or Come Shineですが沢山のジャズメンがカバーしていますので今更なんですが、エリッククラプトンとBBキングがデュエットしたものを最近気に入ってずっと聴いていました。もちろんエバンスのバージョンもいいので…

ふあんてい

今日の一枚は Robert Rook / Momentum オランダのジャズピアニスト ロバートルークのピアノトリオ編成での録音で2013年のアルバムです。M10:Orbitsのみウェインショーターの曲で残りは自身のオリジナル曲となっています。歌物やスタンダードはありませんので…

西でも東でも

今日の一枚は Misha Tsiganov / Always Going West ロシアのジャズピアニスト ミシャシガノフですが現代のメインストリームジャズをリリカルなタッチでスイングしています。トランペットのアレックスシピアジンやドラムのジーンジャクソンなどニューヨークで…

鳥笛と提灯

今日の一枚は Rudresh Mahanthappa / Bird Calls 2014年 ACTからリリースされましたマハンザッパの15枚目のリーダーアルバムです。のっけからインド音楽の旋律で異空間へ連れていかれます。このおかげで僕はしばらくインド音楽にハマりましたから。こちらは…

さんぽのおともに

今日の一枚は Julian Lage / Arclight ソリッドギター、それもフェンダーテレキャスターを弾くジャズギタリストはビルフリゼールくらいかと思っていましたがまだいました。フルアコのジムホールやウェスモンゴメリーと比べるとやはりロックっぽくなります。 …

七步もかからず

今日の一枚は Miles Davis / Seven Steps To Heaven シロウトの分際で触れるのが怖いマイルスですが僕的にコルトレーン時代以外でカッコ良いいスタジオ盤というとこれになります。 6曲入り+ボーナストラック2曲で西海岸と東海岸で一部違ったメンツが交互に入…

はしるときもある

今日の一枚は Emilie Claire Barlow / Live in Tokyo 人気ジャズシンガーなら東京なら人は入ります、まあ今の東京じゃないので安心してください、2013年コットンクラブでのライブです。 ピアノトリオにサックスとギターを加えたセクステットです。いきなりバ…

まつことがチカラに

今日の一枚は Richard Wyands / Then,Here and Now 1973年録音、リチャードワイアンズのデビュー作品です。強烈な個性があるわけでもないが粒立ちのいいピアノの音でスタンダードやオリジナルをスイングしています。ベースとドラムもワイアンズにあった渋い…

ておくれかもね

今日の一枚は Stan Getz / East of the Sun どうですこのカッコ良さ、麻薬でボロボロの人間とは思えないスタイリッシュな風貌、ほとんどギャング映画の主役です。 1950年半ばにゲッツがウエストコーストで録ったトラックを三枚にまとめたアルバムです。 メン…

ほっこりしても

今日の一枚は John Coltrane / the complete mainstream 1958 sessions 要するにサボイに残したmainstream 1958とtanganyika strutとjazz way outの三枚を二枚組みにまとめたものでどれも持ってなかったんでちょうどよかったわけです。1958 Hackensack new j…

あおらなくても

今日の一枚は Count Basie / The Kansas City 7 ベイシーの中でも一番小編成ではないかというオクテットです。ビッグバンドが苦手でしたが、この一枚から大丈夫になりましたしその後エリントンにもなんとかたどり着きました。1962年 サドジョーンズやフラン…

冬より春か

今日の一枚は Donald Byrd / A New Perspective 素晴らしいジャケットデザインです。これはジャガーE-typeですがバードはoff to the racesではベンツのSLというクーペの写真ですのでよっぽど小さい車が好きだったのかもしれません。 60年代ブルーノート、リ…

マルかバツ

今日の一枚は 山下洋輔 / Mystic Layers 昔、山下洋輔は格闘系ピアニストであったかと思うのです。ピアノを肘で弾いたり、狂ったように汗をたらして弾きまくる姿から勝手にそう思っているのかもしれませんが。それも全くわからないフリージャズという言語で…

ながいよ

今日の一枚は Art Blakey / at Club Saint Germain vol 1〜3 ブレイキー親分がメッセンジャーズをバックに?タイコを叩きまくる3枚セットのライブです。 意外とドラムソロはそんなにありません。そもそも親分のドラムロールは有名で、特別にナイアガラロール…

ちょっとかわる

今日の一枚は Kandace Springs / Soul Eyes 2016年 ブルーノートから出たキャンディススプリングスのファーストアルバムです。ストレートなジャズではなくジョニミッチェルにかなり寄せたポップ路線ですが、タイトル曲のソウルアイズはマルウォルドロンの曲…

のんでは寝て

今日の一枚は McCoy Tyner / Nights of Ballads & Blues “見てくれ”はとてもピアニストには見えないマッコイタイナーのインパルスに残した人気の一枚です。マッコイはコルトレーンのカルテットで有名になった感がありますが、たぶんコルトレーンと組んでなけ…

時間が経っても

今日の一枚は Booker Ervin / Texbook Tenor ブルーノートではお蔵入りになることもあるようで、この一枚もそれです。 録音技師はRVGですが、プロデュースがライオンからウルフになっています。トランペットにウッディーショー、ピアノがケニーバロン、ドラ…

むかいかぜ

今日の一枚は Marco Trabucco / A Long Trip イタリアンバードバップではなくかなり抑えめのリリカルな演奏にまんまとやられますが、エバンストリオほど掛け合いはありません。ピアノトリオにギターとフリューゲルホーンが加わったベースのマルコトラブッコ…

あついやらさむいやら

今日の一枚は Dino & Franco Piana / Seven 正月早々あっつ〜いやつを。 ディノとフランコの親子がイタリアの凄腕ミュージシャンと録った一枚です。 エンリコピエラヌンツィ、ロバートガット、ファブリツオボッソ、マックスイオナータ、ルカマヌッツァ、ジュ…

リモート新世界

今日の一枚は Steve Lehman / Mise en Abime まったく僕のような愚耳?を持つものには理解できる部分が少ないのですが、フリージャズというか現代音楽の一つであるアルバムです。旋律やリズムを追いかけるのではなく、ただ出てきた音に身を任せて想像の海に…