sunday58

ジャズCDと日々の生活

ておくれかもね

今日の一枚は

f:id:sunday58:20210111173029j:image

Stan Getz / East of the Sun 

どうですこのカッコ良さ、麻薬でボロボロの人間とは思えないスタイリッシュな風貌、ほとんどギャング映画の主役です。

1950年半ばにゲッツがウエストコーストで録ったトラックを三枚にまとめたアルバムです。

メンツはシェーリーマン、スタンレビィ、リロイビネカー、他です。同じ曲が嫌がらせのように立て続けに並びますが僕は飛ばしません。ディスク1の「Of thee I Song」なんぞ6連続で、頭からやり直しはテイク8まで続きます。ええ加減にせえよっと怒鳴りたくなるのですがこのヤク中の音楽をしている間の集中力は大したもんです。全てのテイクが素晴らしく淀みないあの滑らかで軽やかなゲッツサウンドで溢れるのです。天才なんでしょうね、ニューヨーク、ロサンゼルス、はたまたブラジルとどこでもゲッツが吹くとバックが誰であれ一発でゲッツワールドへ突入するのだから。

この時代のジャズメンはほぼ全員コカインに手を出していますが、今のタレントみたいにマスコミの前で謝るみたいなみっともない真似はしていませんでした。謝るぐらいなら最初からやるな!腹でも切れ!といいたいです。

 

f:id:sunday58:20210111215440j:image

日が沈みます

 

いよいよ京都も非常事態になりますが、この一年回ってまだ国民のモラルの高さ頼りのみってどうでしょうか。発生源の中国が封じ込めにほぼ成功していることが余計に腹が立ちます。こういう時には独裁国家の強みが出た感がありますので残念ながら国家非常時にまだ経済優先している日本はコロナに負けたのです。

そのうちコロナぐらいでは入院できなくなって80才以上は自宅で待機、重症者は見捨てるなんてことになるかもしれません。若者は大多数が無症状なんでドンドン感染していくだろうし、老人はそのツケでドンドン死んでいくでしょうね。まッ 若者たちだけでがんばってくれたまえ、サヨナラ。

 

f:id:sunday58:20210111222157j:image