今日の一枚は
Donald Byrd / A New Perspective
素晴らしいジャケットデザインです。これはジャガーE-typeですがバードはoff to the racesではベンツのSLというクーペの写真ですのでよっぽど小さい車が好きだったのかもしれません。
60年代ブルーノート、リードマイルズのデザインの中でも一番大好きなジャケットです。
ハンクモブレー、ハービーハンコック、ケニーバレル、ブッチウォーレン、の面々が参加していますが、当初コーラスが邪魔で好きではなかったのですが、どちらかといえばソウルやR&Bに寄せたサウンドで、このコーラスが無ければもっと良かったのにと思っていました。こんなコーラスなら歌った方がマシかとも思っていましたが、今改めて書き直すと新鮮に感じます。多分最近はカマシワシントンあたりの音に惹かれているからかと思います。1963年というモダンジャズがすたれ始めていくあたりでは新しいニュアンスを求めてわかりやすいソウルに行くかわかりにくいフリーに行くかだったんでしょう、バードはこの後のアルバムはほとんどソウル又はゴスペルの味付けになります。
最近は朝一枚目はクラッシックをかけることにしていますが、ヤフオクで入手したソニーの素人のための90枚セットを1日1枚のペースで聴いていたらお気に入りがいくつか出てきました。
ビバルディの四季の中でもクルマのCMで有名な冬が気に入りましたので、他の音楽家のバージョンを探しました。
ジャケットにひかれてこちらを購入しました、へへへ。
クラッシックの敷居が高いのは誰のどの演目がいいか判断がつきにくいところにあります。同じ演目を沢山の奏者が行っておりますのでどれが素人にもオススメかわかりにくいので、判断基準として録音年をチェックすることにします。決して美人だからとか身体つきが...などというわけではありません。古い録音はいくら演奏が良くてもほとんどがライブ録音で音が良くない場合が多いからです。オーケストラは人数が多くてスタジオ録りが難しいからではないでしょうか。そのうち耳が肥えたらカラヤンでも手を出そうかなと。
春から冬までどれも聞き応えのあるいい演奏でした。やはり特に冬がいいですが、今年はひどく寒かったりしますので春を待ちましょう。
玄関で氷を。