sunday58

ジャズCDと日々の生活

すずめのき

今日の一枚は

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Kevin Hays / North

ピアノ ケビンヘイズ ベース ロブホスト ドラム グレッグジョゼフ のピアノトリオでオリジナル中心にスタンダードやジャズクラッシックを取り混ぜています。

一曲目のパーカーのScrapple from the appleからひんやりとしたタッチのピアノで、どこまでも澄んだ音色が美しいので聴く方も少し緊張してしまいます。M4:Schumann’s Chamissoはクラッシック調でスティングが作りそうな泣メロ、M5からM6はマイナーブルース、M7からM8はECMっぽい静謐の音、バラエティに富んだ曲調ですが、どちらかというと芸術も感じさせるメロディが美しいメルドーのアートトリオにも近いイメージです。

2016年 ニューヨーク録音

 

 

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木の葉のように見えますがスズメが木になっています。スズメの木かと思いました。

 

 

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今日は雨

捨てたもんじゃない

今日の一枚は

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Cory Weeds / Live At Frankie’s Jazz Club

気になるライブ盤をリリースしていますCellar Liveですがこのレーベルのオーナーでもあるアルト奏者のコリーウイードのアルバムです。

モーガンやマクリーンのナンバーを2管クインテットでバリバリ吹いています。ピアノがメイバーンというのが豪華です、顔は怖いし男臭いが優しいタッチです。

アルトはそれほど際立つ個性はないですがマクリーンほど毒はないのでジェントルな音色とフレーズにリラックスできます。

全体的に売れようが売れまいが楽しくジャズやればそれでいいというハッピーな路線のレーベルですよ、上手いやら研ぎ澄まされたナイフのようななどといった形容詞は不要です、酒といい音楽があればいいのです、小難しいことは言いっこ無し、シリアスなジャズを聴きたきゃ他を当たりな!というアートブレイキー顔負けのファンキージャズです。このジャズの売れない時代にクラブを買ってレーベルまで立ち上げくれたことに感謝します。ジャズメンとしては一流ではないかもしれませんが生き方がカッコ良すぎです。

 

 

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こいつが最後の1匹となりました、みんな死にましたがまだ元気です。

 

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昨日の月もきれいでした

 

 

はるもちかいか

今日の一枚は

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Peter Beets / Blues for the date

2009年 オランダ アムステルダム 録音です。ジャズオーケストラ オブ ザ コンセルトヘボウという長〜い名前のバッグバンドとジャズピアニストのピータービーツのめちゃくちゃ熱いライブでもともとバッグバンドは苦手でしたがこれを聞いてから好きになりました。

こんな強烈なスイングはバッグバンドならではの醍醐味ですし、さすがに有名コンサートホールであるコンセルトヘボウという冠のついたバンドです、隙のないビシッと息のあったオーケストレーションは見事という以外ありません。全てピータービーツのオリジナルでスタンダードはありませんがここにある全てがもはやスタンダードのような貫禄があります。クインシージョーンズのジャズオーケストラっぽいところもあり、完璧に組み立てられたアレンジ、素晴らしいメロディラインと美しい各パートソロまで、きちんと立体的な奥行きのある録音も選んで損のない一枚になっています。

 

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河原町も人手は多少減りましたがまだまだ多いように思います。感染者はそのうち減るのでしょうが、次の第4波がどんなボリュームになるのか心配なところです。海外の状況が日本よりかなり悪いようでこれじゃいつまでたっても海外旅行はおろか国内旅行もおちおち行けそうもありません。この状況でまだオリンピックやるという人は自民のおじいさんたちだけで、海外選手のいないオリンピックはオリンピックとは言わないのではないのでしょうか。

 

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今日の夕陽

 

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サイクリングロードのアスファルト引き直しがほぼ終わりました

 

 

 

ふってもはれても

今日の一枚は

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Kenny Drew / Trio

Come Rain or Come Shineですが沢山のジャズメンがカバーしていますので今更なんですが、エリッククラプトンとBBキングがデュエットしたものを最近気に入ってずっと聴いていました。もちろんエバンスのバージョンもいいのですがこのケニードリューのも非常にカッコいいスイングしています。ベースがポールチェンバース、ドラムがフィリージョージョーンズとくりゃ間違いございません。ヨーロッパでのトリオもすばらしいのでまた次回に持ち越します。

このPCのボーイングは嫌いなんですが控えめで抑えてもらえましたので我慢できます。

ケニードリューのアルバムは中身はどれもいいのですが、ジャケットが好きではないことが多いのです。特にヨーロッパに行ってからの日本の企画に乗っかった女性のイラストのやつは嫌いですので買いませんがこちらはいいデザインだと思います。中身はM1:CaravanもM6:When you wish upon a starもすばらしい出来です。スタンダードの好きな曲ばかりで飽きることがありません。

1956年 リバーサイドからのリリース

 

 

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ハローワークの認定日なんですが朝から雪模様

降っても晴れても行かなあかん。

帰りは晴れてました。

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出番はまだ先ですがきっと来ます

 

今日の夕陽は

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ドラマチックな光でした。

 

ふあんてい

今日の一枚は

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Robert Rook / Momentum

オランダのジャズピアニスト ロバートルークのピアノトリオ編成での録音で2013年のアルバムです。M10:Orbitsのみウェインショーターの曲で残りは自身のオリジナル曲となっています。歌物やスタンダードはありませんのでわかりやすい曲展開はありませんが時折足でリズムをとるようなスイング感のある曲も出てきます。どっちかというとニューヨークっぽい東海岸の今の現代メインストリームジャズからフリージャズまでというイメージです。

ボサノバ調のM7:RegularityやバラードのM9:Unionなどはエバンスにも似ていて深い味わいがあります。ソロになるとどことなく不安定な音を加えて複雑にしているので、聞き手は更にスリルが高まり、色々な想像を掻き立てるのです。

 

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もともと外食はあまりしない方ですがこのコロナの折、外でごはんを食べることがめっきり減りました。身内にも飲食店経営者がおり2つある店舗の片方はしばらく休むことにしたようです。生活が不安定ですが仕方ありません。今年いっぱいは無理かもしれませんが、早くコロナが収束するように祈るのみです。隠居しているような身なので自粛せずともしばらく外出することは滅多にありませんのでじっと騒ぎが収まるのを待ちましょう。

と言いつつ今日は認定日なんでハローワークに行きましたが。

 

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西でも東でも

今日の一枚は

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Misha Tsiganov / Always Going West

ロシアのジャズピアニスト ミシャシガノフですが現代のメインストリームジャズをリリカルなタッチでスイングしています。トランペットのアレックスシピアジンやドラムのジーンジャクソンなどニューヨークで活躍しているメンバーがクインテット仕立てで盛り立てます。ほぼオリジナル曲で、トニーウィリアムズに捧げたAnthonyなどはかなりアップテンポな攻めた曲になっています。次回トリオ編成やスタンダードも聞いてみたいと思わせるエバンスのような繊細なタッチです。でも必要以上にフューチャーされていますパカパカうるさいパーカッションはいらんように思います。 (それでなくてもジーンジャクソンは手数が多いので)ロシア民謡のダークアイズでもパーカッション無くなった時はカッコいいもんね。

 

 

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夕日  美しいグラデーションです

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JR桂駅

 

鳥笛と提灯

今日の一枚は

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Rudresh Mahanthappa / Bird Calls

2014年 ACTからリリースされましたマハンザッパの15枚目のリーダーアルバムです。のっけからインド音楽の旋律で異空間へ連れていかれます。このおかげで僕はしばらくインド音楽にハマりましたから。こちらは全てオリジナル曲で同じアルト奏者のバードことチャーリーパーカーにささげられたアルバムのようですが、強烈な個性のパーカーにも負けないマハンザッパさんですが、まわりのミュージシャン全員もクセのすごいメンバーばかりでマハンザッパに負けていません。ベースのフランソワムータンやトランペットのアダムオファレルなどは今のニューヨークで芸術性が高い評価で有名ですね。マハンザッパのニューヨークではバードコールを吹いたら鳥は来るのでしょうか。

 

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きた〜

 

 

 

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立派な社の綾戸国中神社

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神社の提灯のような美しいディスプレイの桂イオンのレモネード店

 

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From photo book

Sleepwalker by Doug Aitken