sunday58

ジャズCDと日々の生活

サンタ道 けわしく

今日の一枚は

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Yule Struttin’  A Blue Note Christmas

ブルーノートのコンピレーション盤です。中身はブルーノートなんで間違いないですが、特に過去録音のM9:ベイシーのJingle bellsやM5: チェットベイカーのWinter Wonderland、M12:ゴードンのHave yourself A Merry Little Christmasが良かったりするのは単純に昔の方がクリスマスを楽しみにしていたからかもしれません。新録音の中ではソロピアノで聞かせるM13:Benny Green / Silent Nightがなんといってもゴスペル調でカッコ良く出来ています。こんなん目の前で聞かされたら泣きます、マジで。

 

 

こんな綺麗なサンタは見たことがありませんが、昔サンタの格好をして近所の家を回ったことがあります。ウチの一番上の子が3歳ぐらいでしたが当時会社にサンタのコスプレというかその変装グッズがありましたので、近所の同い年ぐらいの親からプレゼントを預かり、ウチの子にはこう言って欲しいと言われたセリフを子供の前で言うわけです。だいたいの子供は泣くわけです、知らん白い髭のおっさんがいきなり入ってくりゃそりゃ怖いよ。その白髭のおっさんは親から頼まれたセリフを言おうとするのですが、そんな泣き叫んでいる子供には伝わるはずもなく、中には原稿用紙に数枚書いてくる親もいたりするので、完全に棒読みなんです。真冬の寒空に汗だくで5軒も回ったあたりでもう半分ヤケクソになったころ、コンビニの前でクリスマスケーキの販売をしているサンタと手を振って挨拶しましたが、お互い大変ですなぁと、なんとなくやり遂げた感が湧いた記憶があります。サンタ道はかなりけわしいのです。

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あのおじさんはいつもサンタが似合うな