あたふたな

今日の一枚は

Ondrej Stveracek / Sketches

オンドレスタバラチェックとか読むのでしょうかチェコのテナーです、ジーンジャクソンを加えてのカルテット編成です。シーツオブサウンドのようにブリブリ吹きますが、M5:It Could Happen To Youのように美しいバラードもこなします、各自のソロ回しもコルトレーンのカルテットの影響はかなりあるようです。ベース、ピアノのチェコの2人もすごく上手くて、見た目も男くさいこのジャケットも1960年代のノートのリードマイルスが作ったようなモノトーンでカッコ良く出来ています。インパルス前半までのコルトレーンが好きなら気にいると思います。今やアメリカで衰退したメインストリームのジャズにチェコで出会うことができます。時折どっかで聞いたメロディやフレーズが顔を覗かせますが、こんなんでパクリとか言ってはいけません。しかしながらあまりにリスペクトが過ぎたのでしょうね、M8:Lullaby ...はディズニーのIt’s a small worldのテーマをテンポこそ違えどパックリとやっています、どう聞いても。聞いてる方があたふたしますが、こんなに堂々とやれば潔く、なかなか男気を感じさせますね。このオンドレの次のアルバムに出会うことを楽しみにしたいと思います。

今日は寒い1日でした。北部では雪のようです。

陽が沈んでいきます、日本はどうなるのでしょうか。

Goto一時停止の政府のあたふたな対応はもう笑えて来ます、医療従事者の1日の増額賃金を国民に知らせる必要があるのでしょうか。