今日の一枚は
Antonio Farao / Next Stories
イタリアンジャズピアニストのファラオが2001年にドイツで録音した一枚になります。華麗なピアノといえばファラオ、遠慮なくガンガン弾きまくっています。この前にECMから出ましたThornから比べてもかなり派手に弾いてます。Thornはクリスポッターも入っておりましたのでそこまで「俺が俺が」はなかったんでしょう。こちらのアルバムは一部パーカッションが入りますが、ほぼピアノトリオですので始終弾いてます。こんなハイスピードの「恋とはなんでしょう」を聞いたことありません。ドラム ジーンジャクソン、ベース エドハワードという強力なリズム隊とケンカをしているかのように、まるで全員が音の隙間がないように自分の音で埋めたろうと音がギッチリ詰め込まれています。少ない音でジーンとさせるエバンスとはかなり異なる個性のこのファラオもまた捨てがたいのです。
寒くなる前、最後かもしれませんのでドライブに行って来ました。日帰りなんで近場で、笠置方面に一般道の山道をクネクネ走り回りました。
ここまでポツンと超えのエゲツない坂道をクルマで登ってきてやっと笠置山到着しました。マジめちゃくちゃな急坂で劇狭でしたがなんとか到着です。まだ紅葉が残っています。
すごいでっかい岩に仏様が彫られています
磨崖仏というらしい、見えにくいですが。
ここにもあります、これも見えにくいです。
胎内めぐりは滝に打たれたのと同じ
展望台から木津川が下に見えます
柳生の里は険しいです、僕はまだまだ修行が足りないようです、汗びっしょりでクタクタです
この後もスケジュールが詰まっていますのでそそくさと後にします。
笠置山からクルマで10分ほどで到着します、こちらは今人気の鬼滅の...で登場する一刀岩というらしいのです、僕は全く漫画を見てないので知りませんがネットで騒がれていましたのでミーハーな僕らはノコノコやって来たわけです。平日なんで誰もいませんので遠慮なく恥ずかしげも無く戦うわけです。なお刀はこの舞台に添えられていますので持って行く必要はありません。いや、「マイ刀をどうしても使いたい、今まで隠し持っていた村正を披露したい」という人は自己責任で各自お持ちください。
ぱっくり割れています岩の前で死闘が繰り広げられました、こんなんでストーリーにあっているのでしょうか。寸劇もそこそこにしてまたまたクルマで移動します。
到着しました最終目的地の高山ダムです。
放水はしていませんでしたのでガッカリしお腹も空いたので帰りますか。
この12月は降水量がなかったのでしかたないです
最後は3時のおやつに宇治の中村藤吉本店で生茶ゼリーを食べることになります。
到着しました、雰囲気のある街道にそれらしい佇まいです。駐車場がわかりにくいので事前にネットで調べた方がいいかと。
大きいのでけっこうお腹いっぱいになります。
お茶屋さんなんで抹茶が濃いし、煎茶も美味しく満足できる一品です。質のいい空間に質のいい一品といえます。
帰り夕日がきれいでした。